Lime(ライム)

最初に商業的に栽培されたのは古代バビロニアだと言われています。他ペルシャでも栽培された歴史があり、その種類は豊富にあります。レモンとライムは同じような目的に使われてきました。

ライムは香酸柑橘とよばれ、ユズやカボスなどと同様にそのまま食べることよりも、風味や酸味を楽しむことの多い柑橘です。同じミカン科のレモンに比べると実のサイズが小さく、果皮も薄いことが特徴です。

ミカン科の低木で、高さは3m程に6～8 cmくらいの実がなります。寒さに弱く、暖かい地域で育ちます。レモンより小ぶりで緑色の実で、ライム独特の苦味に似た風味があります。

～香りの特徴～

フレッシュ感が強く、レモンより青くみずみずしい香り

少し苦味を感じるが、フルーティーで甘く爽快なシトラスの香り

～香りの効果・効能～

リモネンには、神経バランスを整える働きが期待できます。そのため、ライムは頭をシャキッとリフレッシュしたい時に使用したり、一方で心を落ち着かせ、不安や憂鬱を取り除いてくれます。またさわやかな香りは集中力もアップさせ、気持ちをクリアにします。

消化器系の働きを助けるため、消化不良、胃痛、食欲不振といったトラブルに効きます。食欲増進や消化促進が期待もできます。。感染症にも効果的で、呼吸器系の喘息や気管支炎などの疾患にも使用できます。

抗菌作用から、雑菌からくるニオイ対策にも効果的です。その他、消臭、消化促進、肌の収れんなど様々な作用をもっています。肌には引き締めの効果や、ニキビや吹き出物を抑える効果もあります。体の水分を調整するため、むくみやセルライトにも効果的です。